任意整理で闇金問題を解決！借金生活にサヨウナラ
違法な高利貸しとして知られる闇金は一度利用するとその後長く苦しめられることになるのは間違いありません。
たとえ一度完済したとしても審査なしでお金を借りられること、多く借りられること、そして普段の対応は非常に丁寧であることもあって、一度闇金を利用した人はどうにかして問題を解決しないとその後長く苦しむことになるのです。
しかしその苦しみの終着駅としてひとつあるのが「返済不能になってしまった時」でしょう。
こうなればもうそれ以上借りることはできず、どうにかして返済をしなくてはという苦悩だけが残ります。
さて、こうした債務問題を解決するための手段として用意されている制度はいくつかありますが、その中でも裁判所に対して申し立てをする必要が無いために早く実行に移せるのが任意整理です。
任意整理は業者との直接交渉による債務返済条件の見直しであり、そしてもし過払い金があれば返還請求を出すこともできます。
闇金は法定利息を無視した高利での貸し付けをしているわけですから、当然過払い金は発生していると見て間違いありません。
そのため法律上は過払い金を取り返したうえで債務問題解決に向かっていけるはずなのですが、しかし実際のところはそうではないことがほとんどです。
と言うのも任意整理と言うのは業者との直接交渉に過ぎず、過払い金返還請求も法律に基づいて行うものだからです。
闇金はそもそも違法な高利貸しであり、そもそも法律を守るつもりなどないでしょう。
もし法律を守って健全な営業をする気があったのであれば、最初からちゃんとした貸金業者として登録をしているはずです。
そうした相手に対して「交渉をしたい」と言ったとしても、まともに請け負ってもらえる可能性はほとんど無いとみて間違いありません。
そのため闇金相手に作ってしまった借金を解決する手段として任意整理を選ぶことは、賢い選択であるとは言えないのです。
ではどうするべきなのかというと、これは債務問題解決ではなく法律問題解決の方向から取り組んだ方が賢明です。
違法業者と関係を持ってしまった、そしてそれによって自分は本来負担する必要のないものの負担を強いられたというのですから、これは違法行為被害として考えるべきなのです。
現在であれば弁護士などがこうした問題に対処できるようになってきていますし、最悪の場合でも裁判を起こしていけば有利な条件をもぎ取れる可能性は高いでしょう。
もちろん最初からこういった業者と関係を持たないようにするのがベストなのですが、万が一関係を持ってしまい、それによって苦しい状況に立たされたというのであれば弁護士に相談して対応するようにしてください。
