個人再生と任意整理の違いとは何か※はじめての債務整理
借金問題を抱えた時、法律を利用する事で借金問題を解決することが出来るようになっています。
これは債務整理と呼ばれる方法で、大きく分けると4つの債務整理の方法が用意されています。
また、法律を利用する事からも、法律の専門家とも言える弁護士、司法書士と言った仕業資格を持つプロに債務整理を依頼する事になるのが一般的で、法律事務所や法務事務所の中には借金問題を抱えてしまった人に対する借金相談を無料で実施しているケースも増えています。
債務整理には任意整理と個人再生と言った2つの方法が在りますが、どのような方法で債務整理を進めていけば良いのかは、借金の種類や債務者の収入、借金の額などに応じて変わるため、法律相談を利用して借金問題を解決する場合は、弁護士などからの質問に対して正しいことをきちんと説明をすることが重要です。
2つの債務整理の方法の大きな違いは裁判所を利用するかどうかと言った違いが挙げられます。
任意整理は裁判所を利用することなく、債権者との話し合いや交渉と言った形で借金問題を解決する方法で、「任意」と言った名前がついているのは、裁判所を利用せずに自らの力、弁護士などによる力で借金問題を解決する事になるからです。
また、任意整理と言うのは借金の種類を選ぶことも出来るのが特徴です。
例えば、借金の中には連帯保証人を立ててお金を借り入れているものが在りますが、債務整理をすることで債務者は法律の中で問題を解決することが出来ても、連帯保証人に対して債権者からの取り立てを受ける事が在ります。
連帯保証人に返済する能力が無ければ、連帯保証人も債務整理をしなければならなくなるケースが出てくると言う事です。
そのため、迷惑をかけたくないなどの理由からも、連帯保証人を立てている借金を除外して債務整理を行う事が出来るのが任意整理になります。
尚、個人再生は自己破産と任意整理の中間的な存在と言う人もいる債務整理の方法で、個人再生の場合も住宅を持っている場合、自己破産のように処分することなく借金問題を解決することが出来る、民事再生法に基づいての債務整理になります。
地方裁判所に対して再生計画書の提出を行う事が申し立てとなり、再生計画書が認められると弁済は5分の1以下となり、残りの債務については裁判所の判決で定められた中で返済をしていくことになります。
尚、個人再生は裁判所を利用する事になるため官報に掲載されることになるのが特徴です。
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