個人再生の体験談｜実際にやってよかったこと悪かったこと
私は以前、任意整理によって借金を無くすことに成功しました。本日は私の個人再生の体験談をお話ししようと思います。
私は２０代半ばで３００万近い借金を抱えていました。
すべてギャンブルで作った借金です。当時の私はフリーターをしており、月収は３０万前後はあったかと思います。
消費者金融に足を踏み入れたのはちょっとしたきっかけでした。パチンコで負けて生活費が払えなくなり、最初は５万程度借りました。
しかしいとも簡単にお金が借りられる事に驚き、ギャンブルで負けては限度額を増やしていきました。
まだ何とかなる、という言葉を頭の中で繰り返すうちに５０万の限度額が６社。計３００万に膨れ上がっていました。
３００万の借金ともなると、当時は利子だけで月６万円以上払わなければなりません。月に１０万円ずつ返済すれば４万円ずつ元本が減っていくな、などと出来もしない返済計画を立てたものの、うまくいきようもありません。
誰にも話すことができず、とにかくアルバイトで金を少しでも多く稼ぐことばかりを考えていました。
下手に正社員になると、どうしても最初はアルバイトに比べて手取りが減ってしまうので身動きが出来ません。もうお先真っ暗という状態を何年か続けました。
ある時、キャッシング制限が掛かってお金が引き出せなくなってしまいました。もうどこからも借りられない状態だったのですが、親や友人に言い出すことは到底できずに、一人ではいよいよ払いきれなくなって弁護士に相談することを決意しました。
インターネットでとにかく調べて、無料で相談できる法律事務所を探して電話。すぐに会っていただきました。
弁護士の方には任意整理を進められました。面倒な手続きは何一つなく、びっくりするほど簡単に終わったのを覚えています。
当時のグレーゾーン金利で過払い金が大分あったので、銀行系ローンの５０万以外は全ての借金がなくなりました。弁護士費用としては３０万ほどかかりましたが、過払い金から賄うことができましたので、残りの５０万はこれ以上利子もつかず、月々３万円の分割払いだけしていけばいいというように任意整理してもらいました。こんな簡単に終わるのか、というのが正直な感想でした。
まず利子がつかなくなるというのが非常に大きかったです。過払い金がなかったとしても、この違いはかなり大きいと思います。任意整理の代償としてクレジットカードが作れなくなりましたがデビットカードは使えますので普通に生活している以上不便はありません。もう何年もまえに借金は完済し、結婚もして人並みの人生を歩んでいます。
これが私の個人再生の体験談です。
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